金の重要な買い手“中央銀行”の買い越し幅が低下

原油強含み。サウジ、ロシアの減産延長報道などで。午前8時現在46.57ドル近辺で推移。

金下落。ドルインデックスの強含みなどで。午前8時現在1227.6ドル近辺で推移。銀は弱含み・プラチナは強含み。

上海ゴム下落。一時13500元割れ。13540元で取引終了。

金・プラチナの価格差、ドル建てでおよそ308.1ドル(前日比およそ3.8ドル縮小)、円建てで1,100円(同73円縮小)。ともに価格の関係はプラチナ<金。

●ゴールド100 1時間足 (単位:円/グラム)
1_170509_rakutensec_Yoshida

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「金の重要な買い手“中央銀行”の買い越し幅が低下」

5月4日(木)、日本が連休中だった頃、世界的な金の調査機関であるワールド・ゴールド・カウンシルが、四半期ベースの金の需給に関するデータを公表しました。

昨日お伝えした、個人消費(宝飾品と地金・バーの合計)は、前年同期比5%の増加となったものの、前期比16%減となり、需要が伸び悩んでいることが伺えます。

また、中央銀行の金積上げ高がおよそ5年半ぶりのレベルまで低下しました。

この中央銀行の金積上げ高による需要は、中央銀行が“買い手”となった2010年以降、金全体の需要のおよそ10%前後となっています。

全体に占める割合は個人消費に比べればやや見劣りするものの、それでも、2010年以前は“売り手”だった中央銀行が現在もそうであるように“買い手”となったことは、中央銀行が金の需要を押し上げる重要な存在となったことを意味します。

2017年第1四半期の中央銀行の金積上げ高がおよそ5年半前の水準まで低下したことは、今年に入り、中央銀行が金の“代替通貨”としての側面をこれまでほど重視しなくなっている可能性は否定できないように思われます。

今後も中央銀行の積上げ高に注視していきたいと思います。

図:中央銀行の金積み上げ高の推移 (単位:トン)
2_170509_rakutensec_Yoshida

出所:ワールド・ゴールド・カウンシルのデータを元に筆者作成

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事