米国の原油生産量は6ヵ月前のシェール主要地区の稼働リグ数に依存!?

原油反発するも引け後下落。強弱まちまち。米国の在庫減少期待という強材料、ロシアの減産延長決定の先延ばし観測という弱材料などで。日本時間午前8時現在49.32ドル近辺で推移。

金下落。一時1280ドルに迫るも超えられず、その後は昨日の流れを引き継ぎ下落。日本時間午前8時現在1264.9ドル近辺で推移。銀・プラチナも同様。

上海ゴム15000元にトライするも超えられず、その後下落。14650元で取引終了。

金・プラチナの価格差、ドル建てでおよそ308.2ドル(前日比およそ4.3ドル縮小)、円建てで1,078円。同9円縮小)。ともに価格の関係はプラチナ<金。

●東京ゴムの価格推移 日足 (単位:円/キログラム)
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出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「米国の原油生産量は6ヵ月前のシェール主要地区の稼働リグ数に依存!?」

昨日は、米国のシェール生産は3つの過程(探索→開発→生産)を経て行われていることを書きました。3つのうち真ん中の「開発」のその前半部分の状況を示す「稼働リグ数」と、3過程の最後の「生産」開始の間にはおよそ6ヶ月間の時間差があるとしました。

つまり、足元の稼働リグ数は、数か月後(およそ6ヵ月後)の米国の原油生産量に影響する、逆を言えば、足元の原油生産量は6ヵ月前のリグ数に依存している、ということなのだと考えております。

この6ヵ月という時間差を考慮してグラフにしたものが以下です。

稼働リグ数をおよそ6ヵ月間先に進めているのですが、ここ数年間、この時間差を考慮した稼動リグ数と米国の原油生産量の動きが、おおむね同じ山谷を描いているように見られます。

シェール主要地区の6ヵ月前の稼働リグ数が、米国の原油生産(2次供給含む)のおよそ30%とも考えられる同地区の現在の原油生産量を増加させ、それが米国全体の原油生産量を増加させている、という構図であると考えております。

明日以降、シェール主要地区の稼働リグ数と米国の原油生産量の今後の動向について考察してみたいと思います。

図:米シェール主要7地区における稼働リグ数(6ヵ月ずらし)と米国の原油生産量(2次供給除く)の推移 (2011年~)
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出所:米エネルギー省のデータを元に筆者作成

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