週刊石油展望

≪海外原油市況≫7月16日週のWTI原油は前週比5.75ドル高の92.00ドル、ブレント原油は同6.02ドル高の107.42ドルとなった。
前週末13日は引き続き米国による対イラン追加制裁措置が上値切り上げの背景となるなか、中国の第2四半期GDPが3年ぶりの低水準になったことから、景気刺激策が打ち出されるとの思惑が広がり株式市場が大きく急伸し、WTI原油相場も大きく値を伸ばした。
 週が明けると、17日FRBのバーナンキ議長が追加金融緩和の具体策を示さなかったことから一時、急落する場面があったが、原油在庫減少見通しやイラン問題を背景に下値を切り上げ、プラス圏に上昇。18日にはEIA在庫統計の発表でガソリン在庫が予想外の減少(181.5万バレル減少、事前予想120万バレル増加)したことに反応しWTI原油9月限は90ドル、ICEブレント原油9月限も105ドルの大台を5月30日以来に回復した。翌19日は米国週間新規失業保険申請件数等の経済指標は失望させられる内容だったが、イラン問題、シリアの内戦激化など地政学上のリスクに加え、干ばつによる穀物相場の高騰や株式相場の上昇も好感され、夜間取引から一本調子で上昇しWTI原油9月限は2.80ドル高の92.97ドルで取引を終了。WTI、ICEブレント原油とも7営業日連続続伸となった。

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