原油は戻り売りスタンスで、米国の増産基調を再認識!?

 米国の原油増産基調を再認識して、連休明けのWTIやブレントは急落している。急落のキッカケとなったのは週明けの米EIAが発表した5月の米シェールオイルの生産見通しで、日量12万3000バレル増加し、519万バレルになるとしている。4月の増加幅は日量10万1000バレルと予想されている。シェールオイルの米国の生産水準は2015年11月以来の高い水準であり、増加幅に関しては2015年2月以来となる。

 米EIAの在庫統計で示された原油生産は8週連続で増加しており、米ベーカー・ヒューズが明らかにしている掘削リグの13週連続の増加を裏付ける原油の増産基調でもある。

 原油在庫自体は、石油生産の増加によって減少しているが、前年同期比で3.2%も在庫は増加しており、歴史的な高水準に変わりはない。

 ところで、イースターを境にして、米国では実質的にドライブシーズンに突入している。ドライブシーズンでのガソリン需要の拡大を期待して、グッドフライデー前のNYガソリンは急伸し、それがリード役となって、WTIやブレントの急伸をもたらしていたとみられている。

 ただし、ガソリン需要が低迷している。4月14日までの一週間のガソリン需要は日量平均922.3万バレルで、前年同期と比べて2.3%減。過去4週平均は同9316.8万バレルで、前年同期の同9450.8万バレルから1.4%減少している。米国での個人消費の落ち込みに加えて、自動車燃費の向上によって、慢性的なガソリン需要の伸び悩みがみられる。

wti200

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