月足の一目均衡表の抵抗帯を下抜けした東京ゴム先限

 テクニカル面でも先安不安が誘われる部分がある。東京ゴム先限の月足ベースの一目均衡表において、今週までの相場下落により抵抗帯である雲を下に抜けてしまった点である。この雲の下抜けにより、大勢的なトレンドがいよいよ本格的に下向きに転じたと判断できる。

 別な角度では、タイのゴム現物価格が安唱え傾向であることも先安観を誘う。タイRSSのFOB条件バンコク積みオファーは、今年の年初めにキロ当たり300セントの高値をつけていたが、最近の下落で220セントまで安くなっている。また最汎用グレードであるTSRも同様に高値から大きく下げており、年初のキロ当たり240セントからタイ産5月積みが180セントまで下げ、インドネシア産5月積みが155~160セントまで下落している。

 4月中旬は世界最大の産地タイにおいて、雨季明けの時期でソンクラン(水掛け祭り)が催されるが、天然ゴムの生産においては、この時期から減産明けとなる点にも注意したい。本来であれば4月中のゴム価格はウインタリング(落葉期)の影響から堅調推移となるのが一般的であるが、今年の場合は落葉期の影響薄く高値からの修正安に歯止めをかけることができず、これからも相場の一段下げが警戒される。

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