第1四半期は生産増と需要減、天然ゴム生産国協会が報告

 天然ゴム生産国協会(Association of Natural Rubber Producing Countries)は今年第1四半期(1月~3月)の天然ゴム生産量を249万9千トンと推定している。これは前年同期比+2.0%の増加である。一方の需要は195万1千トンと生産量に対して78%の割合であったという。つまりそれだけ生産過剰な状態が続いていることになる。

 同協会のレポートによれば、天然ゴム価格は2月中旬以降急落したが、3月末にかけて若干回復した。これは米国・欧州・中国の経済の回復や、とりわけ中国の自動車販売が予想以上に良かったためで、また原油価格の上昇も影響しているという。

 4月~6月については、ANRPC加盟国の生産量は+5.8%増加して249万1千トンになると見積もっている。昨年同期の生産量は235万5千トンだった。

 需要に関して、中国から米国に輸出されている商用車向けタイヤのダンピング関税が解除されたため、中国の天然ゴム需要は回復すると予想している。また、米国や欧州の景気が回復し、ANRPC加盟国の天然ゴム需要は改善されるだろうとも述べている。

 更に、天然ゴム市場は、原油価格がOPEC諸国や一部非OPEC諸国による減産の継続の影響を受けて上昇すると、天然ゴム価格も同様に上がる可能性が高いという。インドについては、国内生産が改善し、国内市場の価格が低下しているため、今後は輸入が減少する見込みであるという。また夏場に天然ゴム産地の雨が多いと天然ゴム生産は増加するだろうと述べている。

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