米自動車販売3ヶ月連続減少で積み上がる在庫

★ 米調査会社のオートデータが発表した3月の米新車販売台数は155万5859台と、前年同月比▲1.6%減だった。減少は3カ月連続。各社の値引き原資となる販売奨励金(インセンティブ)は歴史的な高水準に達しているにもかかわらず在庫は積み上がっている。

 市場予想を下回る結果に先行き懸念も強まっている。米フォード・モーターが▲7.2%減、欧米フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)も▲4.6%減と乗用車販売が不調だったメーカーが数字を落とした。ガソリン安を背景にピックアップトラックや多目的スポーツ車(SUV)など「小型トラック」への市場の偏重が続いている。メーカーは、販売単価が上がり一定の利益を確保できる面はある。

 一方で、英調査会社IHSマークイットのステファニー・ブリンリー上級アナリストは「一部車種に人気が偏ることで、販売全体では苦戦が続きそうだ」と予想する。小型トラックが好調な米ゼネラル・モーターズ(GM)は+1.5%増と台数を伸ばした。ただ在庫水準は昨年比で上がっている。日系メーカーではトヨタ自動車で乗用車の不調が続き▲2.1%減となった。日産自動車は高級車が好調で+3.2%増を確保した。

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