ゴムは筆者が弱気に傾斜したので反転!?

 先週のゴム相場は内外で大波乱を演じた。東京を例にとると、4日には一時前日比10円以上も下落、翌5日には一転して急反騰したかと思えば、7日には再び急反落するなど激しい動きとなった。

 一方の上海市場は連休明けに冷静な動きとなったが、6日の夜間取引から暴落に転じ、7日には中心限月の9月限は1万5,675元と3月27日の安値1万5,980元を300元ほど下回ってしまった。

 上海市場の下落については米中首脳会談で米国側から貿易不均衡を指摘され、中国の米国向けタイヤ輸出に懸念が生じるとの見方、更には中国の金融引き締めで、『今年後半には中国の景気を下押す』と受け取られたことも上海ゴムの下げに拍車をかけている。

 こうしたなかで、今週以降の相場がどうなるかだが、先週末の上海ゴム、東京ゴムの下落基調を見ると、まだ、底を打ったとの感触はない。前回の本欄では、『下値不安はあるが反発する時期に移行する』のタイトルをつけたが、どうも裏切られそうだ。

 これで、東京ゴム先限が4月4日の231円を切ってしまうと、次は昨年12月1日の224円50銭がターゲットになるが、それでも下げにブレーキがかからないと、200円まで直行する恐れもある。

 強気を貫いてきた筆者が、『200円まで直行』とまで弱気になったので、相場は逆に反発へと転じる可能性も無いとはいえないが…。10人中8~9人までが弱気になっている状況から、いつ反発しておかしくない人気だが、上海市場が新安値へと崩れているだけに、米中首脳会議でトランプ大統領が強力に中国に対して貿易不均衡是正を要求すれば、ゴムにとって弱材料になることは確かであろう。

 当面の注目点は上海ゴムの動きもさることながら、東京ゴム4月限の取組高がどのように整理されるかだ。

 4月6日の取組高は4月限696枚、5月限1,538枚だが、7日現在ではもう少し減少しているものと思われる。それでも、今週も含めて納会まで11営業日しか残されておらず、期近に波乱内容が残されている。

 期近と期先が依然として60円弱もの逆ザヤにあるのは、やはり、期近の玉薄を映しており、何らかのキッカケで期近から反騰することも考えられるので、突っ込み売りは警戒したいところだ。

東京ゴム週間足

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