勢いに乗った原油相場は一段高の見込み

 取引中心限月であるWTI期近5月限は30日、50ドル台を回復するなど、急伸しており、一代足としては3月16日以来の50ドル台を示現している。

 WTIやブレントの強調地合いのキッカケとなったのはリビア西部の油田での生産停止、そしてNYガソリンの急伸といえる。

 リビア西部のシャララ、ワハ両油田は武装勢力の妨害を受け、生産停止に追い込まれている。日量25.2万バレルの供給減につながり、増産が認められているリビアの減産が原油相場の出直りのキッカケになったとみられる。

 その後、OPECの減産延長に関してイラン石油相、クウェート石油相が相次いで言及し、ロシア石油相も減産強化を明らかにしており、いわゆる口先介入による一段高をもたらしたと考えられる。

 目先は月末に発表されるロイター通信による3月のOPEC産油量が注目されるが、早耳としてUAEの減産が影響して、OPECの産油量は3カ月連続での減少見通しが予想されている。

 また、NYガソリンは米国でのガソリン需要を意識してか、WTIの下落の一方で上昇を続けており、NYガソリン期近5月限は29日に200日移動平均線を上回っている。米国でのガソリン在庫の減少も上昇を後押ししており、第2四半期を前にしての戻り基調はまだ続くとみられる。

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