そろそろ米国の原油在庫が減少する!?

原油大幅続伸。ガソリン在庫の減少・製油所の稼動向上などで。NY時間は49.58ドル近辺で終了。

金強含み。ドルインデックスの上昇が上値を抑えた模様。NY時間は1255.5ドル近辺で終了。銀は上昇・プラチナは横ばい。

上海ゴム16600元へ回復。16610元で取引終了(取引時間は日本時間午前0時まで)。

金・プラチナの価格差、ドル建てでおよそ296.4ドル(前日比およそ1.2ドル拡大)、円建てで1,050円(同2円拡大)。(価格の関係はともにプラチナ>金)直近の最拡大時の価格差は、ドル建てでおよそ323ドル、円建てでおよそ1090円。ともに2016年10月下旬。

●ゴールド100 日足 (単位:円/グラム)
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出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「そろそろ米国の原油在庫が減少する!?」

昨日米エネルギー省が公表した週間在庫統計で、原油在庫の小幅な増加が確認されました。(小幅ではあるものの)記録的高水準の米国の原油在庫がさらに記録的な水準に積み上がったことになります。

昨晩の原油価格の反発はガソリン在庫の減少などが一因と報じられていることから想像するに、市場は買い材料を探しているのだと思われます。

一方、その記録的高水準の米国の原油在庫なのですが、向こう数か月以内に数ヶ月間の減少期間に入る可能性があるのではと考えています。

(筆者の推計によれば)以下の米国の原油在庫のグラフのとおり、ほぼ毎年、夏場前にその年の在庫のピークを付けていることがわかります。ほぼというのは、2003年と2010年のピークはともに11月でしたが、それを除けば5月もしくは6月がおおむねピークだったということです。

夏場のガソリン需要のピークを前に原油を手当てする動きが活発化し、それに伴い在庫の減少する、という説明になるものと思われます。

ただ、ここで申し上げているのは、(向こう数か月以内に)“季節要因による数ヶ月間の減少期間に入る可能性”ということであるため、場合によっては高水準(例えば5億バレル台)を維持しながら、小幅に減少するに留まり、(米国の原油の国内生産と輸入が現在の水準を維持し、輸出と需要が増加しない状況が続けば)その後冬から再び記録的高水準を目指して在庫が増加していく、というシナリオも想定できるのではないかと思います。

向こう数か月以内に、この記録的高水準の米国の原油在庫がどこまで減少するか、大きな注目が集まるタイミングが到来するのではないかと考えています。

図:米国の原油在庫 (戦略石油備蓄除く) (単位:億バレル)
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出所:米エネルギー省(EIA)のデータを元に筆者作成

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