2017年の天然ゴム生産量は前年比+50万トン増

 ★ 国際ゴム研究会(International Rubber Study Group)のLekshmi Nair経済統計部長は、27日シンガポールにおいて、1月のタイでの洪水で1月のタイの生産量は約25%減少したが、それでも今年の世界の天然ゴム生産量は1,290万トンと、昨年の1,240万トンから+50万トン増加するとの見通しを述べている。

 ★ 3月24日の上海期貨交易所認証在庫は33万3,553トンと前週比▲47トンで、4週続いた増加にやや歯止めがかかったが、それでも前年同期に比べて+4万6,059トン多い水準である。今年の初めが29万9,392トンだったので、今年に入って3ヶ月足らずで+11.4%、+3万4,161トン増加している。

 ★ マレーシアは2016年に67万3,841トンの天然ゴム(SMR20)248億マレーシアリンギット(MYR、約6,208億円)相当を輸出したが、前年比では▲1.6%減だった。平均価格は5.68MYR/kg(約142.21円/kg)。主な仕向け先はEU、米国、中国の三地域で、合計156億MYRと62.7%を占める。マレーシア政府は新しい市場を開拓して今年の天然ゴムの輸出目標金額を前年比+7%としている。

 ★ インドのケララ地方では、2月に天然ゴムの収穫シーズンが終わった。降雨が長引き一部地域では数週間生産期が伸び、タイヤ需要も旺盛であったので、天然ゴムの出荷は好調だった。インド国内天然ゴム価格は▲6%下落したが、国際価格の▲18%の下落よりは良かった。天然ゴム生産国連合(The Association of Natural Rubber Producing Countries)は2017年の世界の天然ゴム生産量は増加すると述べており、需給は緩んだままであるが、原油価格の上昇など、他の要因で天然ゴム価格は上がるかもしれないとGeofin Comtrade社のCP Krishnan社長は述べている。

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