ロシアは減産の延長ができるのか!?

原油上昇。リビアの供給抑制の報道を機に。NY時間は48.50ドル近辺で終了。

金反落。ドルインデックスの上昇が一因。NY時間は1253.3ドル近辺で終了。銀は続伸・プラチナは金とほぼ同様。

上海ゴム16495元へ反発。(取引時間は日本時間午前0時まで)。

金・プラチナの価格差、ドル建てでおよそ295.2ドル(前日比およそ10.7ドル拡大)、円建てで1,048円(同37円拡大)。(価格の関係はともにプラチナ>金)直近の最拡大時の価格差は、ドル建てでおよそ323ドル、円建てでおよそ1090円。ともに2016年10月下旬。

●東京ゴム先物 30分足 (単位:円/キロ)
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出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「ロシアは減産の延長ができるのか!?」

ロシアが減産延長について前向きな姿勢を見せているとの報道が散見されます。この点について、以前に掲載したグラフを更新して掲載いたします。

以下のグラフは、ロシアの原油生産量および見通しです。(米エネルギー省が今月公開した短期見通しより)

ロシアは、毎年冬から夏にかけて、原油の生産量が減少する季節的な傾向があるようです。気温が緩む夏場に生産施設の整備等を行っていると思われます。

ここ数年、生産量の水準を切り上げて来てはいますが、毎年夏場に生産量が減少する傾向は変わっていないようです。

この季節的な傾向から、今年の夏から冬も、ロシアの原油生産は増えると考えられます。

さらに言えば、今行っている減産は、“季節的な自然減”であり、積極的な減産ではない可能性も否定はできないと思われます。

季節的に生産量が増加すると見られる夏場からの減産(この場合は延長ですが)を実施をすることは考えにくいように思います。

過去にも自国の資源を外交のカードに使う等、したたかな“資源大国ロシア”の腹積もりはいかに・・!?

図:ロシアの原油生産量 (単位:百万バレル/日量) 2017年3月以降はEIAの見通し
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出所:米エネルギー省(EIA)のデータを元に筆者作成

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