世界の原油供給事情を見る際に重要な“第4極”!?

原油下落。引き続き高水準の米国の原油在庫が嫌気されている模様。週末の産油国会議に注目が集まる。NY時間終了時点で47.71ドル近辺。

金はやや下落。一度1256ドルに乗せるもその後下落。1247.5ドル近辺で取引終了。ドルインデックスはほぼ横ばい。銀・プラチナも大きく動かず。

上海ゴム横ばいのまま。17180元で取引終了。18000元を大きく割り込んだ状況が続く。(取引時間は日本時間午前0時まで)

金・プラチナの価格差、ドル建てでおよそ282.3ドル(前日比およそ1.1ドル縮小)、円建てで同1,002円(同8円縮小)。(価格の関係はともにプラチナ>金)直近の最拡大時の価格差は、ドル建てでおよそ323ドル、円建てでおよそ1090円。ともに2016年10月下旬。

●東京ゴム先物 1時間足 (単位:円/キロ)
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出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「世界の原油供給事情を見る際に重要な“第4極”!?」

原油相場の説明において「減産 VS シェール」のような報道を目にすることがあります。確かに連想しやすい話であると思います。

一方「世界の全体の供給」という点に視点をおいた場合、シェールと減産だけでは不十分なように思えます。

そこで筆者は以下のような分類をしてみました。

第1極・・・要減産国 OPEC13か国 (2次供給除く)
第2極・・・要減産国 非OPEC11か国
第3極・・・米国
第4極・・・上記以外 減産の責を負わない、かつ米国でない国。(OPEC2次供給含む)

以下のグラフのとおり、第1極と第4極はほぼ同じシェアであることが分かります。(OPECの2次供給は減産目標を持たないため、第4極に分類しています)

「減産 VS シェール」という言葉を上記の分類を用いて言い換えれば、「第1極・第2極連合 VS 第3極のおよそ32%(筆者推定)」ということになるかと思われます。

つまり、世界全体の供給という面で考えた場合、「減産 VS シェール」という考え方だけでは「第3極のおよそ68%および第4極」すなわち「世界全体の供給のおよそ42%」が抜け落ちているという事になります。

第4極には、カナダ・ブラジル・豪州などの資源国が名を連ねる他、OPECの2次供給が含まれます。

OPEC・非OPEC、シェール以外にこの“第4極”にも要注意かと思われます。

極別の原油生産量の動向等、詳細は来週お伝えします。

図:極別の原油生産シェア (2017年2月時点)
(差替)2_170324_rakutensec_Yoshida

出所:米エネルギー省(EIA)のデータを元に筆者作成

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