1月の生産量の修正具合から見るOPECの減産体制の危うさ①

原油、反落。一時48.00ドル割れ。週次の統計である米国の稼動リグ数の増加が米国の原油生産量の増加が示唆されたことなど、引けにかけてドルが反発したことなどを受けて。NY時間終了時点で48.21ドル近辺。

金は引けにかけて上昇。ドルインデックスの反発を受けて。1234.2ドル近辺で取引終了。銀は強含み。プラチナは上昇。

上海ゴム反落。18400元で取引終了。(取引時間は日本時間午前0時まで)

金・プラチナの価格差、ドル建てでおよそ262.2ドル(前日比およそ4.2ドル縮小)、円建てで947円(同14円縮小)。(価格の関係はともに金>プラチナ)直近の最拡大時の価格差は、ドル建てでおよそ323ドル、円建てでおよそ1090円。ともに2016年10月下旬。

●東京プラチナ先物日足 (単位:円/グラム)
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出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「1月の生産量の修正具合から見るOPECの減産体制の危うさ①」

減産初月となった1月の原油生産量について、OPECは2月13日に公表しましたが、3月14日には修正したデータを公表しました。

以下の表は、両月に公表された1月のOPECの原油生産量を比較したものです。

要生産国11か国中7ヶ国が、生産量を“上方修正”しています。

量は大きな規模ではありませんが、それでも上方修正した国が多いように思えます。

そしての上方修正分を補うべくサウジは生産量を下方修正したことがわかります。

どうなのでしょうか、OPEC要減産国にとって減産順守のハードルは高く、サウジがリーダーとして責任を全うするべくカバーしている・・・そんな印象を受けます。

2月の上旬から中旬にかけて生産量が報じられ、減産は順守されている・順守率は高い、とされたOPECの減産進捗の温度感は、実はそれほど高くはないのではないか?と想像してしまいます。

図:3月および2月に公表されたOPEC加盟国の1月の原油生産量 (単位:千バレル/日量)
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出所:OPECのデータを元に筆者作成

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