原油急落は弱材料の集合体の産物

原油、反落。一時48.60ドルへ1ドル超下落。NY時間終了時点で48.77ドル近辺。

金横ばい。ドルインデックスがまちまちだったことを受けて。1226.8ドル近辺で取引終了。銀もプラチナはやや下落。

上海ゴム小反発。17835元で取引終了。(取引時間は日本時間午前0時まで)

金・プラチナの価格差、ドル建てでおよそ266.4ドル(前日比およそ1.8ドル拡大)、円建てで961円(同1円縮小)。(価格の関係はともに金>プラチナ)直近の最拡大時の価格差は、ドル建てでおよそ323ドル、円建てでおよそ1090円。ともに2016年10月下旬。

●ゴールド100 日足 (単位:円/グラム)

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出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「原油急落は弱材料の集合体の産物」

つまり、今回の原油価格の急落について(今のところ、まだ終わったわけではないと思っておりますが)要因は何ですか?と問われた時、何か一つの材料を上げて説明することは難しいということです。

急落の背景には、原油関連の統計の発表スケジュールが立て込んでいたという事実が背景ににあり、そのスケジュールにもとづいて公表されたデータや要人の発言が弱気なものが重なった、ということなのだと思います。

筆者がこの中で最も気になっているのが“OPECの減産”です。

減産初月となった1月の加盟国の生産量について、今週公開されたOPEC月報で、2月に公表された1月の生産量を修正して公表しているのですが、生産量を守れなかった国の数が(修正前に比べて)増えていることが確認できます。

これは、OPECは、減産が実は“サウジ一国頼み”“足並みが乱れている”ことを(後出しジャンケンのように)後から修正という形で報じている、ととらえられてもおかしくはないように思えます。

やはり、われわれはOPECに期待し過ぎたのか・・・。修正内容の詳細は来週お伝えします。

図:2017年3月2日から17日朝までのドル建て原油の値動き (単位:ドル/バレル)

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出所:CMEのデータを元に筆者作成

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