「知ったら終い」でNY金、底打ち

 米連邦公開市場委員会(FOMC)は市場予想通り、昨年12月以来、3ヶ月ぶりの利上げを決定。利上げ幅は0.25%。米雇用統計が強い内容だったことで、米利上げは、かなりの部分織り込まれており、市場の関心は先行きの利上げペースや、バランスシート縮小の有無に移行していたが、政策金利見通しは、2017年中に、さらに2回の追加利上げを見込んだ。

 イエレン議長記者会見では、経済見通しや金利の見通しが「昨年12月からほとんど変わっていない」と述べ、この先、利上げのペースを速める意図はないことを強調。「2004年半ばに始めたような毎回の会合での利上げは想定していない」と述べた。米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーによる年3回という基本の利上げシナリオも維持し、一部市場に広がっていた利上げ加速への思惑を否定した。

 今回のFOMCではバランスシートの縮小を巡る議論で方向性が出るかどうかも焦点だったが、イエレン議長は、「様々な論点について話し合った」としたうえで「(今回は)結論は出さなかった。今後の会合で議論を続ける」と表明した。

 FOMCを受けて、年4回の利上げを期待してドルを買い進めていた向きの投げもあり、ドル円は急反落。NY金(4月限)は、NYタイムでは小動きであったものの、オランダ選挙を受けたユーロ高もあり、東京タイム早朝から急伸している。
 
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