OPECの動向も大事だが、米国も大事

原油反発。リビアでの武装勢力蜂起による供給削減懸念、大手海外通信社が伝えた2月の原油生産量でサウジの生産量が1月比減少していたことなどを受けて。NY時間終了時点で53.20近辺。

金も反発。ドルインデックスの下落を受けて。1235.00ドル近辺で取引終了。銀、プラチナもやや反発。

上海ゴム(取引時間は日本時間午前0時まで)上昇。19095元近辺で取引終了。強気のPMIなどを受けて。2月下旬から続いていたレンジを上抜けた格好。

金・プラチナの価格差、ドル建てでおよそ234ドル(前日比およそ11.2ドル縮小)、円建てで853円(同35円縮小)。(価格の関係はともに金>プラチナ)直近の最拡大時の価格差は、ドル建てでおよそ323ドル、円建てでおよそ1090円。ともに2016年10月下旬。

●東京原油 日足 (単位:円/キロリットル)
1_170306_rakutensec_Yoshida

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「OPECの動向も大事だが、米国も大事」

2月の原油生産量が主要海外メディアから公表されています。OPEC全体としては1月よりも生産量が少なかったとされています。

明日(3月7日)にはEIA(米エネルギー省)、14日にOPEC、15日にIEA(国際エネルギー機関)より各国の2月の生産量が公表されるので注目したいと思います。

さて、OPECの動向もさることならが、やはり原油市場を見る上で“米国”に注目しない訳にはいきません。

なぜか?シェール革命が起きた国だからか?在庫が積み上がっているからか?・・・そうかもしれませんが、回答としてはそれだけでは不十分であるように思えます。

筆者が考えるのは、米国は世界屈指の“原油生産国かつ原油消費国”であるため、です。

生産と消費そしてそのバランスの結果生じる在庫調整、いずれも世界屈指の規模であるということです。

OPECは、その名のとおり“輸出(供給)”での影響は大きいですが、世界の原油の消費を左右することは考えにくいように思われます。

その意味では、米国の生産事情のヒントとなる(上述の)3月7日のEIAの「短期見通し」および3月13日の「掘削稼働レポート」、さらには消費面でヒントとなる短期見通し内の米国の消費および見通しにも引き続き要注目かと考えております。

図:世界の石油消費・生産シェア
2_170306_rakutensec_Yoshida

出所:BP統計(2015年)より筆者作成

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事