当面の金価格の考え方/円建て金価格の自然上昇も

2012年の金価格は2月の1,790ドルを高値に一旦、調整タイミングを迎えた。足元は5月の1527ドルを安値に反発しており、ここからの1640.50ドル越えで上昇再開を追認する。今は2007年からスタートした世界経済の収縮ステージ第2局面にあり、更なる収縮圧力をかけているのが、南欧から始まった債務危機だ。次第に中核国のドイツ経済にも影響が見え始めた。世界経済の成長マネーであるドルと円の対外フローが止まり、ドル高と円高が定着した。一方、財政刺激策も含めマクロ・コントロールが困難な中国では基礎収支が赤字化、通貨安を背景に慣習としての金への投資行動が残る。アジア全域の通貨は次第に対ドル切り下げに向かい、円建て金価格の自然上昇へとつながって行くことも有り得る。

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