東京ゴムの大幅な逆ザヤがこれからの相場陽転の芽になるのか

 東京ゴム先限は一目均衡表の日足ベースで雲といわれる抵抗帯の中に入ってきた。抵抗帯に絡んできたのは昨年9月以来5カ月ぶりのことである。近い将来予測としては、このまま弱含みに推移するか、あるいはそうではなく横ばいに動いたとしても、雲を下に抜けることになる。一般的に、雲を下に抜けた場合、それは相場の基本トレンドの軟化、つまり下向きに転じたことを暗示する。

 この一目均衡表を語るまでもなく、普通にロウソク足で見てもトレンドの暗転が示されている。それは、1月31日の天井高値366.7円を頭として、1月中旬と2月中旬の二つのコブを肩と見立てた、ヘッド&ショルダーの成立に依拠する。

 そもそも、昨年1月の安値144.5円を起点として上げた最大値幅は200円を優に超えていただけに、行き過ぎ感が広がっていたことは事実であるし、行き過ぎた相場は常に修正を伴うことは避けられない。事実、ビッグバン的なコモディティ全面高が始まった2000年から2008年にかけての上げ相場の道中で、最初の上げの第一波は2001年11月から2004年3月までの約100円の上昇であった。また過去最大級の上昇相場を記録した2008年12月から2011年2月までの相場における、上げの第一波の上げ幅はおよそ200円超であった。

 過去の経験則からすると、昨年から今年にかけての上げ相場の第一波は、過去最大級である。そして、その大型上昇相場の後処理ともいえる修正波動を、今まさに形成している最中だといえる。従って、今の東京ゴムの急落は「想定内」の動きだといって過言ではない。

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