ロシアの減産は“季節的な自然減”だった!?

原油下落。54.40ドルで押し戻される。米国の最高水準に積みあがった原油在庫が嫌気された模様。NY時間終了時点で53.67近辺。

金は逆に引けにかけて反発。1250.00ドル近辺で取引終了。ドルインデックスが下落したことを受けて。

上海ゴム(取引時間は日本時間午前0時まで)は大幅反発。一時19000元超え。強気なPMIなどで。

金・プラチナの価格差、ドル建てでおよそ231ドル(前日比およそ9ドル拡大)、円建てで849円(同46円拡大)。(価格の関係はともに金>プラチナ)直近の最拡大時の価格差は、ドル建てでおよそ323ドル、円建てでおよそ1090円。ともに2016年10月下旬。

●東京金 日足 (単位:円/グラム)
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出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「ロシアの減産は“季節的な自然減”だった!?」

原油生産国の2月の産油量について、OPEC以外で気になるのが、今回の減産に参加している非OPEC11か国で最も産油量が多いロシアです。

ロシアはもともと世界第2位の産油量(2月のEIAの短期見通しより)であるため、世界の原油供給における影響は非常に大きいと考えられます。

昨年12月に協調して減産するとした、ロシアの原油生産量の推移は以下のとおりです。(2月以降はEIAの見通し)

毎年冬から夏にかけて減少しているようで、今回の減産が季節的な自然減なのか?意図した減産なのか?議論が分かれれるところです。

寒さが厳しい冬に生産施設の稼働を止めることが難しく(生産の再開が難しくなる)、一時的な設備のメンテナンスを夏場に行っているのではないか?と筆者は想像しています。

減産に取り組んでいるという体で実は自然減だった・・・つまり、季節的な自然減の時期に減産を当てたようにも見える訳です。

さらに言えば、毎年生産量が増加する傾向がある夏から冬にかけての時期において、減産をするとはなかなか言えないのではないか?と考えられることから、いずれ始まる7月以降の減産継続の議論の中でロシアは協調しない、ということが予測できそうな気がします。(冬から夏は減産すると言えるが、夏から冬は減産すると言えない?)

図:ロシアの原油生産量の推移 (単位:百万バレル/日量)
※2017年2月以降はEIAによる見通し
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出所:EIA(米エネルギー省)のデータを元に筆者作成

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