近年の原油需要はサプライズのない“自然増”!?

原油は引け間際に下げ幅を縮める。NY時間終了時点で54.00近辺。取引時間中は一時53.20ドルまで下げ幅を拡大。

金は引けにかけ下落。1248.80ドル近辺で取引終了。取引時間終了間際でドルインデックスが急上昇したことを受け。

上海ゴム(取引時間は日本時間午前0時まで)は反発。昨日の安値18200元をきっかけに反発。18625元近辺で取引終了。

金・プラチナの価格差、ドル建てでおよそ222ドル(前日比およそ0.3ドル拡大)、円建てで803円(同13円縮小)。(価格の関係はともに金>プラチナ)直近の最拡大時の価格差は、ドル建てでおよそ323ドル、円建てでおよそ1090円。ともに2016年10月下旬。

●東京ゴム 日足 (単位:円/キロ)
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出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より

●本日のグラフ「近年の原油需要はサプライズのない“自然増”!?」

米中の景気回復期待による原油需要拡大期待・・・という文脈について、考えてみました。

さまざまな経済指標の改善や、トランプ氏の政策が功を奏することへの期待などから、世界屈指の原油消費国である両国の原油需要が拡大するという見方があるようです。

需要拡大・・・コモディティ相場においてはまさに“強材料”と目されるわけですが、近年の原油需要は、“ほぼ一定ペース”で増加しているようです。

米国の金融緩和が終わっても、中国経済に不穏なムードがただよっても、世界同時株安がおきても、はたまた原油価格が急落・低迷しても、英国の国民投票でEU離脱が支持されても、米国の大統領がトランプ氏になっても、OPECが減産をしても、原油需要は“着々と”増加し続けてきました。

EIA(米エネルギー省)の見通しでは、2017年2月以降もこれまでどおり世界の原油需要は増加するとされています。

足元、需要の増加が材料視されるには、よほど強くて突発的で長期的な材料が発生しないと難しいのかもしれません。

やはり現在の原油価格変動のメインドライバーは、供給なのでしょうか・・・。

図:世界の原油需要の推移 ※2017年2月以降はEIAによる見通し
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出所:EIAのデータを元に筆者作成

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