2月のOPEC減産達成率に注目したい原油相場

 22日にウィーンでOPECと非OPECの減産に関する監視委員会が実施され、ここで1月のOPEC、非OPECの減産達成率が86%であることが示された。しかしながら、10日の国際エネルギー機関(IEA)の月報ではすでに90%以上を達成していると指摘され、週明けにはOPEC事務局長が90%の達成率に言及していただけに、期待外れの水準だったといえる。次回会合は3月25日、26日にクウェートで開催されるとしている。

 WTI原油、北海ブレントとも予想外の減産ペースを好感して取引水準を切り上げているのは確かであり、引き続き、市場の関心はOPECや非OPECの産油国の減産に集まるとみる。その意味で、月末にロイター通信が発表する2月のOPEC産油量の減産達成率が注目される。前月末にロイター通信が示したOPECの減産達成率は82.3%で、その後のOPEC月報で示された達成率などは、この水準を軒並み上回っている。このため、2月の達成率の大幅引き上げが期待されており、100%を越えるかどうか注目される。もし、100%を越える達成率となれば、WTI・ブレントとも取引レンジを一段と切り上げるだろう。

 22日にゴールドマンサックスは第2四半期の原油相場見通しの上方修正を実施し、WTIは55ドルから57.50ドル、ブレントは57ドルから59ドルとしているが、この目標水準も現実味を帯びてくることになる。
 
wti
 

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