OPEC減産は延長なし!?

 原油は下落。およそ7週間ぶりとなった一昨日の高値から下落が継続。米国の原油在庫増、将来の米シェールオイル生産(新規・既存ともに)の増加観測などが引き続き下落要因になっている模様。NY取引時間終了間際にドルが下落したことで53.40ドルからやや反発している。

 金は上下10ドル程度のレンジで終始。NY時間序盤に1242ドルを超えたものの押し戻される展開、2月に入ってから1240ドルを超えたあたりで上値が重くなる状況が続いている。終盤にドル安をきっかけに1238ドル近辺まで値を戻すも勢いは限定的。

 上海ゴム(取引時間は日本時間午前0時まで)は、21日(火)の午後に20200元を割って以降、20000元をはさんだ上下200元程度のレンジ相場が続いている。

 金・プラチナの価格差は、ドル建てでおよそ232ドル、円建てで844円(価格の関係はともに金>プラチナ)。直近の最拡大時の価格差は、ドル建てでおよそ323ドル、円建てでおよそ1090円。ともに2016年10月下旬。
 
●東京ゴム5分足 (単位:円/キロ)
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出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードCX」より
 
●本日のグラフ  「OPEC減産は延長なし!?」

 以下の図は、米エネルギー省(以下EIA)が2月7日(火)に公表したOPECの原油生産量とその見通しです。

 赤線(横)の「32.50」は、2016年11月30日の第171回定時総会でOPECが合意した、OPEC 13か国の生産量の上限(3,250万バレル/日量)です。

 減産初月となった1月の原油生産量は3,314バレル/日量であったため、(グラフのとおり)「減産は守られている」ことが分かります。

 その後は、4月より11月にかけて徐々にOPECの原油生産量が増加することが見込まれているようです・・・。つまりEIAによれば、“延長”は“今のところ”見込まれていない、ということになるようです。
 
図:OPECの原油生産量 (単位:百万バレル/日量)
  ※2017年2月以降はEIAによる見込み
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出所:米エネルギー省(EIA)の公表データより筆者作成
 

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