穀物以外は様子見

ギリシャの連立政権が発足し、スペインは銀行支援をEUに申請した。どちらも一時の危機感がなくなり、手続き上の問題となりつつある。こういう雰囲気は商品価格を下げさせる。緊張感が無くなってしまったからだ。

原油価格が少し上がり、ハリケーンのニュースが出ていたので、さっそく米国のハリケーン情報を読んだが、熱帯低気圧がメキシコ湾にいるだけであり、規模は小さい。

これからシーズンではあるものの、今のところ大型ハリケーンの種は無さそうである。

ところが、天候といえば、中西部に雨が降っていない。ここ1カ月の雨量天気図のアーカイブを見ても、それほど雨が降ったとは思えない。6月19日のDroughtMonitor、土壌水分マップを見ても、いつも西部やテキサス、南部はこの時期干ばつであるが、少し中西部にも茶色のまだら模様がはびこっているように見られる。

いよいよ受粉の季節であり、来週から再来週にかけて降雨があれば良しであるが、ここで雨が降らないと不作となる。

先週18日のCROP PROGRESSではトウモロコシの優と良を足した数字が前週の66%から53%に落ち込み、大豆は60%が56%に下がった。

昨年のトウモロコシは26%だったので、昨年ほど悪くはないが、これからが本番である。

日本時間25日午後9時の米国天気図では、今後48時間は完全な晴れとなっている。それが続けば、穀物はたいへんなことになる。なぜなら、在庫が極端に少ないうえ、今後これまで買っていなかった国が買い始めると思われるからだ。

大豆は正に在庫が払底するという表現でもおかしくない。大豆価格はまだまだ上がると思う。

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事