週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比0.74ドル安の53.15ドル、ブレント原油は同1.06ドル安の55.77ドルとなった。
 
 前週末3日の海外原油市場は、米国がイランに対する追加経済制裁を発表したことを受け反発。イランが先月末に強行したミサイル発射実験への対抗措置で米は新たな制裁を発動、ペルシャ湾岸地域の原油供給リスクが意識され買いが活発化した。

 週明け6日は反落、ポジション整理の動きが主となった。この日は朝方から対主要通貨でドル高が進行し、原油は軟調に推移、また週末発表の最新週米石油掘削リグ稼働数は前週比17基増の583基となったこともあり、弱含んだ。その流れは翌日まで続くこととなる。外国為替市場では前日に引き続き欧州情勢の先行き不透明感などを背景にユーロ安/ドル高で推移、またシェールオイル生産の拡大観測などから、売りが優勢となった。中盤以降はテクニカル面での売りも強まり、先月の半ば以降の値位置まで切り下がることとなった。8日は一転し、反発となる。EIA在庫統計にて、原油在庫は1380万バレル増加(予想:250万バレル増加)であったものの、ガソリン在庫の予想に反する取り崩しを受けてガソリン相場が急反発し、原油もつれ高となった。一方で先述の原油増加もあり、相場の上値は抑えられた模様である。9日も続伸、特に新たな材料は見当たらなかったが、週前半の下落を受けて買戻しが入り、上値を切る上げる動きとなった。

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