週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比0.11ドル高の53.89ドル、ブレント原油は同0.64ドル高の56.83ドルとなった。
 
 前週末1月27日は米GDPが前回好結果の反動で事前予想を下回ったことによる景気先行き懸念やベーカーヒューズが発表したリグ稼働数増加などがOPEC減産の影響を緩和するとの見方などから利食い売りに押される展開となった。

 今週は下落先行したものの切り返す展開となった。週序盤は、米大統領がイスラム圏からの入国規制の大統領令に署名するなど、保護主義政策が世界景気に打撃となるとの見方などから株式が高値修正となり、原油もリスク回避の動きに圧迫され、31日には一時52.34ドルの安値を付けた。その後、米国のパイプラインが油漏れのため停止といった供給懸念や、ドル安推移などが材料となり切り返す局面もあったが、米原油在庫が増加予想なことも週半ばにかけ上値を抑えられた。その後、米EIA石油統計の発表では原油が予想を大幅に上回り小幅に売られた後、クッシング在庫の減少や生産の減少を材料視し買い戻され53ドル後半まで急速に値を戻した。その翌2日には、一時54ドル前半まで値を戻すが利食い売りや、前日の統計でガソリン在庫が過去最高に近い水準となっていたことが売り圧力となり53ドル半ばまで値を削り週末を迎えた。

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