産油国の減産ペースが予想以上で、原油は底入れの兆しをみせる

 ロイター通信は1月31日、1月のOPEC産油量を明らかにしている。OPEC全体の産油量は前月の日量3334万バレルから107万バレル減の日量3227万バレルとなっているが、前月の産油量を日量3418万バレルから日量3334万バレルに84万バレルも下方修正しているため、実質的には大幅な減少との印象である。

 また、ロイター通信は減産義務のないリビアとナイジェリアを除外した数字も公表しており、その産油量は日量3001万バレルとしている。12月からの減産幅は日量95.8万バレルで、減産目標水準の日量116.4万バレルの実に82.3%に相当する。予想以上の減産のペースと市場では評価している。

 主要国の減産幅は、サウジが56.4万バレル(目標減産幅は48.6万バレル)、イラクは5.1万バレル(同21万バレル)、UAEが8.3万バレル(同13.9万バレル)、クウェートが11.8万バレル(同13.1万バレル)。サウジがすでに目標の減産幅を越えているが、その他主要国も減産を強化するとしているだけに、2月中には目標である116.4万バレルの減産幅を越える可能性も出てきたといえる。

 非OPEC加盟国の減産も順調に進展しているとされ、原油市場では底入れムードも台頭し始めている。
 
wti
 

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