週刊石油展望

 ブレント原油はECBがスペインの銀行に資本注入することが週末に決定したことを好感し瞬間102ドル台まで値を戻したが、資本注入した資金は結果的にスペイン政府が保証する内容であったため「買」は続かず再度、前回安値の95ドル台を伺う展開となった。週末にギリシャの再選挙の結果が出るまで動きは取りにくく、大きく上がれば売られ、下がれば買われるといった展開になっている。
 上昇の主な理由は米国株のバリューが割安なため買われ、米国株と相関性が高い原油も買われる動き、下落の理由は、スペイン10年国債の利率が上昇し、ドル高・ユーロ安の動きとなり、ドルと相関性が高い商品が売られる展開となっている。又、QE3が導入されるとの予想から下値を買う動きも見られた。
 OPECの生産量は現状維持の日量3,000万バレルとなった。原油輸出数量が制裁から削減されたイランは価格を取りたい考えに対し価格が高止まりすると悪化している経済情勢に更なるインパクトを与えることを恐れるサウジアラビアとの立場の違いが明らかになった。

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