タイの洪水続報~16/17年度の天然ゴム生産は▲10%減

 1月1日から続くタイ南部での降雨による死者は40人に増えている。タイ災害局の高官は、タイ南部の天然ゴム主要産地で、同時に観光地でもある地域で降雨が続いていると述べている。

 タイの雨期は通常6月~11月で、本来、乾燥気候であるはずの1月に降ったタイ南部の大雨は、鉄道や道路を寸断し、160万人の生活に影響を与えている。まだ降雨は終わっておらず、今後も注意が必要だというのが16日時点での災害防止局局長の見解だ。

 この洪水の影響で、2016/17年度の天然ゴムの生産量は▲10%減が見込まれるという。

 2011年にも大規模な洪水が発生したが、それは7月から始まり、主にタイ北部が被害地域だった。タイのゴム庁(Rubber Authority of Thailand)のChao Sogar副委員長が語ったところでは、今年の天然ゴム生産慮は▲10%減少するという。

 タイ国農業経済局のデータによれば、2015年の同国の天然ゴム生産量は446万トンだった。今回の洪水でおよそ70万本のゴム樹に影響が出ており、生産減により現地の集荷価格は4年振りの高値に達している。12月29日に71.04バーツ/キロだったものが、1月12日には81.05バーツに上昇し、トレーダーは輸出用の天然ゴムの貨物を探しているという。
 
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