東京ゴム相場は最終的にどこまで上昇するのか?

 2016年後半のゴム相場は年を通じて上昇傾向を強め、10月、11月、12月は快進撃となった。ちなみに昨年1月の安値144.5円を起点として12月に一時291.7円まで上げるに至ったが、最大上げ幅は147.2円、上昇率は101.9%に達した。しかしさすがに年末にきて息切れし上昇に一服を入れた。昨年の相場は、1月の先限安値144.5円と7月の安値145.9円でダブル底を形成して急転換しており、歴史的な転換期を迎えたことは衆目の一致するところであろう。

 昨年暮れにかけて上昇がいったん途切れたのは上げ過ぎの修正となったことによるものだが、12月27日に一時248.8円まで下げて高値からの修正幅は42.9円、15%となった。事前に想定していた当初下げ幅は、高値から3分の1押しで、これに基づく下げ幅は49円、下値目標は242.7円が想定された。従って、高値から3分の1押しに届いていないことで、まだ下値の余地を残している可能性はある。

 ところが、昨年のクリスマス明け後から相場は再び強含みに推移しており、短期的な底入れを完了して再び上昇トレンドに回帰した可能性がある。事実、大発会となった4日の取引は、取引中盤に全限が一時マイナスサイドまで暗転したものの、下げたところで押し目買いが誘われ最終的に大きく上昇する中で取引を終えた。

 年を越し2017年のゴム相場の見通しは、基本的な上昇トレンドが維持される公算が強いものの、それに伴う修正の値幅も大きいことから新規でエントリーする際はできるだけ安い値位置で買い、高い値位置で売りたい。あくまで参考だが、足元の修正安がまだ一巡しておらず高値から3分の1押しで底入れすると仮定すると、次の第二番目の安値242.7円を起点に上昇に転じた場合、エリオット波動原理を基にして上昇幅238円、高値推定値481円となる。

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