IMFは2017年のゴム相場は通年で14%上昇すると想定

 国際通貨基金(IMF)の月次レポートによると11月時点のIMF商品指数は前月比で1.4%低落したものの、今年2月の安値を起点として22%上昇しており、農産物はやや上向き傾向であるのに対し産業素材は比較的強含みで推移していると報告した。また原油市場では、OPECと非加盟国とで減産の合意に至ったことを切っ掛けにして上向き傾向に入っているとした。

 年初は中国の景気後退懸念が強まったり、あるいは英国の国民投票結果からブリクジット懸念で金融不安が広がってコモディティ市場に対し負の効果になるなど紆余曲折はあったが、基本的に非鉄金属やエネルギーは上昇傾向を維持している。直近の商品指数が上昇しているのは、中国の景気が上向きつつあること、また米大統領選後に米国では大規模なインフラ整備から景気刺激策が導入される見通しであることなどが原因。

 IMFは2017年のコモディティ市場の価格見通しも明らかにしているが、全般的にトレンドの上向き傾向は一定の比率で維持される見通しとなっている。

 天然ゴムの価格見通しは2016年第4四半期の84.3セント/ポンド(1ポンド=0.453 592 37 kg)から年末に96.2セントまで上昇するとし、通年で11.9セント高、上昇率14%と想定した。四半期ごとでは、第1四半期が94.3セントで前期比10.0セント高、第2四半期が95.1セントで同0.8セント高、第3四半期が90.8セントで同0.9セント高、第4四半期が96.2セントで同変わらずという分析結果になっている。
 
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