2017年の天然ゴム価格、バブルがはじけるのは時間の問題

 新年明けましておめでとうございます。

 旧年中はみんなのコモディティサイト上のゴムレポートをご愛読いただき誠にありがとうございました。今年も天然ゴムについて、毎週コメントを書いて参りますので、なにとぞよろしくご愛読の程お願い申し上げます。

 さて、2016年中、世界の31商品の中で最も値上がりしたのは東京ゴムで、16年年初を100とした指数では、12月23日時点で+74%となっている。それほど価格上昇する要因はあったのであろうか。また2017年の需給はどうなるのであろうか。

 日本自動車タイヤ協会が公表したところによると、2017年の国内自動車生産台数は923万9千台と前年比+1%の伸びを予想している。このうち国内販売が497万7千台、輸出台数が465万9千台。タイヤの需要は、新車用タイヤは乗用車用3,614万本、小型トラック用528万本、トラックバス用136万本で、乗用車が+1%の伸びで、四輪車用合計は4,278万本となっている。要するに日本の天然ゴム需要の約7割を占めるタイヤ用需要は、今年は前年比+1%しか伸びないということである。

 国内の自動車需要やそれに伴うタイヤ需要はすでに飽和状態にあり、成熟市場業となっている。期待されるのは中国やインド等の新興諸国における自動車需要であろう。ただ、中国では2015年10月に導入された新車購入時の減税措置が16年末で切れることになっている。新たな報道はないが、予定通りなら減税措置は縮小されるか廃止されるだろう。仮に継続されたとしても、昨年末には駆け込み需要が大量にあったものと思われ、その自動車販売の反動減が2017年の初めに現れるのではなかろうか。
 
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★「2017年 自動車タイヤ国内需要見通し」(日本自動車タイヤ協会)
 
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→→ダウンロードページ
http://www.jatma.or.jp/toukei/

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