上海ゴムの天井圏をズバリ予想する

 東京ゴム先限は先週16日に291円70銭と290円を上回る暴騰を演じた。12日の始値が245円だったから、たった5日間で実に47円弱も暴騰したことになり、これは“異常”としかいいようが無い。

 7月8日の安値145円90銭から12月15日の291円70銭までの上げ幅は145円80銭に達し、この上げ幅は2012年8月14日の205円60銭から2013年2月6日の337円80銭までの132円20銭を上回る。

 過去の高値を振り返ると2013年9月9日に290円30銭があるが、これは15日の288円80銭でほぼクリア、次の高値は2013年2月6日の337円80銭、2012年2月27日の344円40銭、そして、2011年7月27日の396円50銭、4月11日の481円90銭、2月18日の535円70銭となる。

 どこまで上昇するか、これは中国の投機集団の腹次第といえるが、前に述べたように、東京ゴム先限は11月初めから100円以上の大暴騰であり、彼らのフトコロは巨額の資金が転がり込んでいる。『買えば儲かる』とあっては、『向かうところ敵なし』であり、正直、どこまで買い上げるか判らない。

 要するに、常識の通らない、“理外の理”相場であるから、単なる値頃感で売り向かうことは出来ない。

 参考までに東京ゴム先限の値上がり幅100円は1枚買っているだけで50万円の粗利益、それが10枚なら500万円、100枚なら5,000万円、1,000枚であれば5億円、5,000枚であれば25億円の粗利益を手にしている計算になる。

 さて、肝心な点は今後の相場をどう読むか。今回の暴騰相場のキッカケは上海市場の資源価格の高騰から始まり、天然ゴムに火が付いた。上海ゴムは12月13日にトン当たり2万元大台に乗せ、それでも騰勢が衰えない。普通なら上昇過程で一時的な急落相場があるものだが、『投機集団は息もつがずに買い上げている』一方で、『弱気筋は売ったら踏まされるの連続』の表現がピッタリで、まだ、天井圏というムードではない。

 こうなると、2013年2月6日の337円80銭を目指す相場展開も予想されるが、恐らく、そのピーク(天井圏)は旧正月あたり、つまり、1月下旬ということになろうか。旧正月前には投機集団も利益確定売りに出るはずで、それを裏返すと、少なくともあと1ヵ月は投機集団が相場をリードする展開が続くと見るべきだろう。

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