週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比0.57ドル高の51.19ドル、ブレント原油は同0.82ドル高の54.11ドルとなった。
 
 前週末2日の海外原油相場は11月30日のOPEC減産合意による急上昇の流れを引き継ぎ続伸となった。利食いも散見されたが、減産合意による底堅さは依然強かった。

 先週は週前半~半ばにかけては利食いや11月のOPECとロシアの産油量の過去最高更新で売られていたが、週末にかけては10日に控えたOPECと非加盟国の会合に対する期待感で買われ、週単位では小幅プラスとなった。複数メディアによると、11月のOPECの原油生産量はアンゴラ、リビア、ナイジェリアの増産で前月比約30万bbl増の3419万B/D、ロシアは前月比1万bbl増の1121万B/Dと過去最高を更新した模様。減産は2017年1月からなので年内の産油量は関係ないとは考えられるが、格好の利食い材料となったようだ。また、週半ばの米EIA在庫統計では原油減少、製品増加とまちまちだったが、クッシング在庫の大幅増や製品出荷の2週連続減でやや下げ材料となった。週末にかけては10日の会合への期待に加え、直近の米株高やECBが購入規模は縮小したものの資産購入プログラムを2017年12月まで延長することを決定しマーケット全体がリスクオンに動いたことで買われた。 

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