マクロ的な環境を多面的にみることが今後ますます必要

 11月22日までの相場上昇で、東京ゴム先限は一時233.4円まで上昇した。この結果、2015年6月以来1年5カ月ぶりの高値をつけるとともに、8月26日の安値148.6円を起点として84.8円上げて、上昇率は57%に達した。先限つなぎ足は完全な「W」の型が形成されて「底入れ陽転相場」となっている。なおダブル底は1月12日の安値144.5円と7月8日の安値145.9円である。

 相場上昇は勢いがあり、このまま更に、240円、250円という心理的な節目を突破して上値追いの強気トレンドが継続しそうな雲行きである。市場心理も強気が支配的であり、相場が押したところを買い拾いたいとする空気に包まれている。

 ただし課題もある。9月の直近安値から反発した相場は、9月下旬までの上昇が上げの第一波、10月中旬までの上昇が上げの第二波、そして足元の上昇が上げの第三波であるが、エリオット波動原理からすると、第三波の理論上の高値目標は215~220円が想定されるが、すでにその高値は大きく上回っており、行き過ぎ感が漂い始めている。

 別な角度では、22日時点の日足ベースの相対力指数(RSI)が77.53ポイントまで上昇し、臨界点とされる70ポイントを上回って行き過ぎのサインが出ているうえ、週足ベースのRSIも72.49ポイントに達している。オシレーター系のストキャスティクスも24日時点で%Kが92.37ポイント、%Dが91.67ポイントと90ポイント台に達し、こちらも同様に行き過ぎのサインが出ている。更に加えて、単純な見方として、2015年6月の高値247.9円が上値抵抗となっているが、この水準に接近したことで、ここから更に上昇するには強い圧力がかかりそうな点も軽視できない。
 
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