日本のゴム製品輸出金額は▲12.1%減

 東京ゴム相場は、上海市場における商品全体に対する投機買いを受けて急騰し、11月14日に211.7円を付けて少し横這いとなっている。

 こうした意味のない高騰は注意した方が良い。天然ゴムの需給には何ら目立った要因は見当たらない。

 敢えて言えば、中国の自動車は年末に切れると思われる補助金を巡って駆け込み需要があるものと思われること程度である。こうした自動車の駆け込み需要はいずれ反動が来る。

 日本ゴム工業会が財務省貿易統計に基づいてまとめた9月のゴム製品の輸出入実績によると、輸出金額は665億3300万円で前年同月比▲12.1%減となり、14ヵ月連続の減少となった。最大輸出品目である自動車タイヤ・チューブをはじめ、比較的金額が大きいゴムベルト、ゴムホースなどがマイナスとなったことが響いた。

 1~9月累計の輸出金額は6,132億600万円で前年同期比▲17・5%減となった。ゴムの需要は少なくとも日本においては悪いのであって、価格が高騰する要因はない。中国の投機熱が冷めれば急落するのは必至と思われる。
 
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