9月の米国の自動車販売台数は減少

 9月の米国における新車販売台数は143万5680台と前月比▲7万5,572台(▲5.0%減)、前年同月比▲6,771台(▲0.5%減)だった。3月の159万台から▲16万台、約10%減少している。年率換算では推計1740万~1760万台と、今年にしてはかなり好調だったが、2015年9月の1800万台に比べると顕著な減少になる。販売代理店を充実させ、客を呼び込むために奨励金を積み増したにもかかわらず販売ペースにブレーキがかかった。

 前年同期比で最も落ち込みが大きかったメーカーはフォードの▲8.1%であった。日産は+4.9%、スバルが+3.5%、トヨタは+1.5%増で、ホンダは▲0.1%、マツダは▲2.8%、三菱は▲4.8%減であった。米国車のシェアは45%で6月に比べて+1%増加し、日本車と欧州車はそれぞれ38%と9%で変わらず、韓国車が8%でシェアを▲1%落とした。

 GMやフォードは法人販売の縮小を進めており、フォードはそのためシェアを落としている。トヨタ自動車は乗用車の販売は▲9.2%減少したものの、トラック販売が+13%増加したことが追い風になった。日産自動車もトラックの販売が+19%の大幅増となり、乗用車が▲5.8%減少した影響を補った。ホンダは乗用車が▲16.2%減、トラックが+8.5%増だった。

 9月に販売した新車1台当たりの販売奨励金や値引きへのメーカーの平均支出額はほぼ4000ドル(約40万6000円)に達し、従来の単月の水準をほぼ200ドル上回った。業界調査会社ケリー・ブルー・ブック(KBB)の試算によると、9月に米国で販売された乗用車の平均取引価格は3万4372ドルと、前年同月に比べて2.5%上昇した。自動車の販売も飽和状態に近いように思われる。
 
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