短期的に行き過ぎの修正安を必要としているゴム相場

 短期的にゴム相場は修正となる確率が高くなっている。分かりやすいのがテクニカル指標のストキャスティクスで、東京ゴム先限の週足ベースでみると、%K、%Dともに行き過ぎの目安とされる80ポイントを突破しており、それどころか19日時点では%Kが96.95ポイント、%Dが90.94ポイントと、どちらも90ポイントをも上回っている。

 ボリンジャーバンドでみても相場は行き過ぎを示している。東京ゴム先限のボリンジャーバンドは、±2σ(2次標準偏差)の場合でレンジの上限に接近するか若干上抜けている。±2σの場合、このレンジに収まる確率が95.5%であることからすると、足元の相場は行き過ぎで、移動平均線近くまで収束する流れとなる公算が強い。

 このテクニカルからのアプローチは、週足の上海ゴムでも同様なことがいえ、同じ19日時点でストキャスティクスの%Kは91.76ポイントに達し、上がり過ぎに対する修正安を必要としていることを示している。更に加えて、シンガポールTSRも、東京や上海とほぼ同じ状態である。

 テクニカル的には、上海に限っては、「ナベ底」「トリプルボトム」「逆三尊」「1年5カ月ぶり高値更新」と、底入れのサインが多々示されているが、シンガポールTSRの場合は、ここで高値を出尽くして反落してしまうと逆にダブルトップが形成されてしまいトレンドが暗転するリスクがある。

 東京ゴム先限も、「ダブル底」「逆三尊」と強気陽転のサインは出ているが、ここから下げに転じると大勢的なトレンドの流れが再び悪くなる危険性が高まる。それだけでなく、日足、週足ともに、先限ベースの160円付近で罫線上の窓を開けて上昇している点も気になる部分である。
 
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