9月の中国の自動車生産は前年同月比+32.8%増の大幅増

 中国の9月の自動車生産は前月比+26.8%増、前年同月比+32.8%増の253.1万台と大幅な増加となった。自動車販売は前月比+23.5%増、前年同月比+26.1%増の256.4万台。1~9月の累計生産台数は前年同期比+13.3%増の1,942.2万台、販売台数は前年同期比+13.2%増の1,936.0万台となった。

 数字を本物と見れば驚異的な増加である。巷では補助金目当ての生産と、末端に売れたわけではない販売会社への販売数字だと言われているが真偽の程は定かではない。ホンダが湖北省武漢市に新工場を建設するという新聞報道がなされたばかりなので、中国の自動車需要の増加は本物なのであろう。ホンダは当初昨年中に新工場を着工する予定だったが、中国の景気減速を受けて新車販売が伸び悩んでいたため見送っていた。中国政府による小型車を対象とした減税の効果で新車販売が好調なことを受け、生産能力増強に踏み切るもの。ホンダは、中国では、東風汽車集団との合弁会社である東風ホンダを既に2工場稼働させており、新工場は3カ所目となる。またホンダは東風汽車集団とは別の現地企業との合弁で、中国での完成車工場を広東省広州市にも3カ所持っている。

 日本車の中国におけるシェアは民族(中国製)系の43%、ドイツ系の21%に次いで3位の16%。7月は18%だったが、民族系に押されている。フォルクスワーゲンは排気ガス規制検査の不正行為で一時販売が低迷していたが、中国の販売は回復しているという。500社と言われる民族系自動車メーカーには家内工業でトラックを生産する板金工場まで含まれている。ちなみに、タイヤメーカーも500社と言われている。民族系自動車メーカーは国営、地方政府の経営、民間経営の三種類がある。東風汽車は国営企業の民族系自動車メーカーであるが、その8割をホンダ他の外資との提携工場で外資系自動車を製造販売している。
 
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