週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比1.65ドル高の47.47ドル、ブレント原油は同2.08ドル高の49.34ドルとなった。

 先週末の海外市場は急反落。ウィーンでイランと協議しているサウジが増産凍結合意に否定的な見方を示したことから一時4%を超える下落となった。

 週明け26日は急反発。アルジェリアのブテルファ・エネルギー相が28日開催のOPEC非公式会合で減産や増産凍結に向けて全ての選択肢が合意可能との見方を示したことから市場の期待感が広がった。しかし翌27日は再び急反落。イランが制裁前の日量400万バレルに達するまで増産凍結は拒否するとの意向を示し、サウジも今回は11月のOPEC総会に向けた諮問的な会合になると語った。加えて米原油在庫が4週ぶりに増加する見通しから1週間ぶりの安値となった。28日はOPECの生産抑制合意を受け急騰。序盤はEIA統計で原油在庫が188.2万バレル減と予想外の減少で堅調に推移したが、ガソリン在庫の増加やOPEC非公式会合への不透明感から一時マイナスサイドまで下落。しかし、引けにかけてはOPECが現行の日量3324万バレルから3250万バレルに減産合意とのサプライズ報道により急反発となった。翌29日も8年ぶりとなるOPEC減産合意を受け堅調に推移、ただしブレント原油の50ドル超え局面では利食い売りに押され上値を削る展開となった。

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