タイで度重なる洪水発生中

 9月中旬のタイでは度重なる洪水が報告されている。15日~19日は、タイ北部で雨が続き、スコータイ県、ピッサヌローク県、パヤオ県などで洪水が発生した。スコータイ県では県内を流れるヨム川がはん濫し、スコータイ市の一部が浸水するなど、約4,600世帯、農地約60平方キロが被害を受けた。この雨で、タイ北部の主要なダムの貯水量は増加を続けている。

 台風15号は13日未明にベトナム中部のダナン近郊に上陸し、同日夜までに、勢力を弱めて熱帯低気圧になり、タイの東北地方に到達した。

 また、タイ内務省によると、26日午後の時点で洪水が発生しているのは中部アユタヤ県、ロッブリ県、ナコンサワン県、北部チェンライ県、スコータイ県など14県で、アユタヤ県では約1万7000世帯が被害を受けた。26日夜には東北部ナコンラチャシマ県で集中豪雨が降り、市街地の一部が浸水した。ノンタブリ県のジェーンワタナ通りのマンションでは、25日未明からの雨が地下駐車場に流れ込み、自動車30台以上が深さ数十センチの水に浸かった。降り続く雨で、タイ北部の主要なダムの貯水量は増加を続けている。タイの2大ダムの貯水量と貯水率は25日時点で、北部ターク県のプミポンダムが57億700万立方メートル、水位42%(14日時点36%)、ウタラディット県のシリキットダムが69億6600万立方メートル、73%(同67%)だった。

 天然ゴム生産地でも降雨で作業がはかどっていないものと推測される。また道路の冠水等で物流も滞っている模様。

米国農務省によるWeather Report 東南アジアの降雨量
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米国農務省(http://www.usda.gov/oce/weather/pubs/Weekly/Wwcb/index.htm)

タイのスコータイ市の洪水風景写真
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