トランプ・ショックに備えたい

 リーマンショックから8年目の2016年、今度は「トランプショック」に備えなければならないかもしれない。

 9月12日(月)Yahooファイナンスに「トランプ大統領誕生リスクに備えたい」と題したコラムを寄稿したが、ここにきてメール問題などに加えて、ヒラリー候補の健康問題が急浮上している。ヒラリー氏は9月11日、NYで開かれた同時テロ追悼式に参列した際、暑さで体調を崩し、式典会場を離れた。14日に自身の健康状態を示した新たな診断結果を公表。主治医のリサ・バーダック医師は、「引き続き健康体であり、米国大統領の職務に適した健康状態にある」との診断書を出したが、ヒラリー候補の健康問題に関しては、様々な病名(パーキンソン病、脳梗塞・脳疾患からくる血管性痴呆症、その他)が噂に上がっている。

 クリントン氏は8月の党全国大会後、トランプ氏に8ポイントの差をつけて優位に選挙戦を進めていたものの、わずか1ヶ月でその差が2ポイント程度に狭まっている。米CNNは14日、選挙の度に民主、共和両党が接戦を演じる10州前後の「スイングステート(揺れ動く州)」のうち選挙人が多いフロリダ、オハイオ両州でトランプ候補の支持率が、クリントン候補をわずかに上回ったとの世論調査を発表した。

 世論調査では両氏ともに不人気であることが示されているが、トランプ氏が有権者から「嫌われている」一方で、クリントン氏は有権者から「信頼されていない」という差がある中、クリントン氏に対する不信感は長年の政治活動を通じて蓄積されたものであり、簡単には解消されにくいものである一方、トランプ氏は討論会などで言動を修正すれば支持率が上向く余地は十分に残されている。

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