週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比3.80ドル高の47.21ドル、ブレント原油は同3.82ドル高の49.53ドルとなった。

 前週末2日の海外原油先物相場は急反発。前日までの下げ足の速さから買いが先行した。米雇用統計が予想を下回る結果となりドルが急落したことも下支えとなった。

 先週の相場を押し上げた主役は原油在庫大幅減とドル安。週明けは、日本時間16:00頃に「G20後にサウジアラビアとロシアが共同声明を出す」とのニュースが出たことで2ドル強急上昇した。しかし、声明では原油価格の安定化のための具体的な内容には触れられず、更にサウジのファリハ・エネルギー相が「増産凍結は現時点では必要ない」と述べたことで、9月末のOPEC非公式会合への期待が薄れ上げ幅を半分以上縮小した。翌6日も前述の失望から弱い流れが続き一時前日の上げ幅を全て削ったが、8月の米ISM非製造業景況指数が6年半ぶりの低水準となりドルが急落したことで反発。この日はプラス圏で引けた。週末7日~8日にかけては米在庫統計で大幅上昇。7日引け後の米API統計では原油在庫が1200万bbl減少。翌8日のEIA統計では事前予想が原油微増、ガソリン微減の中、原油在庫が1400万bbl減少、ガソリン在庫が420万bbl減少と予想外の強材料となり、2日間で2ドル強上昇した。

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