12日の生産高予想発表後、トウモロコシは再び戻り売りスタンスで

 日本時間13日深夜1時に米農務省は今年2回目の実地調査に基づく2016年度の米国トウモロコシの生産高予想を明らかにする。ロイター通信はそれに対するアナリストの事前予想を集計しているが、生産高予想の平均は150億2700万ブッシェル(イールドは173.4ブッシェル)で、米農務省8月発表の151億5300万ブッシェル(同175.1ブッシェル)を下回っている。対照的に大豆の生産高予想の平均は40億8900万ブッシェル(同49.2ブッシェル)で、米農務省8月発表の40億6000万ブッシェル(同48.9ブッシェル)を上回っている。

 市場では8月のまとまった雨によってトウモロコシの品質低下につながるとみているようだが、大豆のイールドは引き上げられると推測しているだけに、品質低下とも一概にいえない。

 ところで、7月、8月と米コーンベルト全般に雨が多く、アイオワ州都デモインの7月の雨量は174.2ミリ(平年113.5ミリ)、8月は143.3ミリ(同104.9ミリ)、イリノイ州都スプリングフィールドの7月の雨量は242.8ミリ(同100.1ミリ)、8月は299.2ミリ(同82.3ミリ)だった。9月4日現在の土壌水分をみると、アイオワ全体の過剰は8%、イリノイが15%にとどまっており、雨量がかなり多かったものの、土壌水分は適度な状態を維持したといえる。

 これは降雨の中心が雷雨であり、短時間にまとまった雨がみられたものの、雷雨以外は晴れ間が多く、気温も上昇していたため、水分蒸発率も高かっただけに、土壌水分の過剰につながらなかったといえる。
 
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