週刊石油展望

 先週末のWTI原油は先週比3.82ドル安の43.41ドル、ブレント原油は同3.79ドル安の45.71ドルとなった。

 8月26日の海外原油先物相場は続伸。イエレンFRB議長のジャクソンホール講演を受けてドル買いが活発化し、 原油相場は軟化、ただその後は米国内のリグ稼働数の増加に歯止めが掛かったことなどから、引けにかけてはプラスサイドまで切り返すこととなった。

 8月29日は反落。イラクのルアイビ石油相は、引き続き生産を増やす意向を表明、またサウジアラビアは前月に続いて8月も過去最高水準の生産を維持したことが明らかになった。OPECは9月にアルジェリアで非公式会合を開くものの、期待感が後退している。30日は続落となった。米消費者信頼感指数の大幅改善を受けてユーロ安/ドル高が一段と加速し、原油は売られることとなった。また米原油在庫の増加観測も相場を圧迫した模様である。31日は、米原油在庫の大幅増を受けて売りが膨らんだ。EIA統計にて、原油在庫は230万バレル増加(予想:90万バレル増加)と予想を大幅に上回る積み増しとなり、またガソリン在庫も減少幅が予想を下回り、供給過剰・需給緩和が意識された。さらに翌1日も大幅続落。これで4営業日連続の下落となった。前日の流れを引き継ぎこの日も下落基調が続いた。また、テクニカル面での悪化も売りを誘った可能性がある。ISMの8月製造業景況指数が市場予想を下回り、ドル安が進行するも原油相場への影響は限定的であった。

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