NY白金は9月の急落パターン再燃か!?

 8月10日にNY白金期近10月限は1199.5ドルの高値を示現したものの、その後はほぼ一本調子の下げをみせ、9月に入って1050ドル割れをみせている。

 さて、NY白金期近10月限の特徴として、ここ数年、9月の月初の値位置から100ドル以上の下落していることが挙げられる。2015年9月の月初1008.5ドルから安値の899.6ドルまで、実に108.9ドルの下落をみせている。同様に2014年9月は1424.7ドルから1297.7ドルまで127.0ドルの下落、2013年9月は1524.8ドルから1396.8ドルまで128.0ドルの下落をみせている。

 期近10月限の整理商いを強いられるのが9月の特徴であるが、整理商いの中心が手仕舞い売りであることが例年の急落パターンに大きく影響している。整理商いの中での手じまい売りは仕方ないが、10月限での手仕舞い売りをみせる分だけ、期先限月への乗り換えの買いを実施すれば、相場自体の動きは変わらずとなる。しかし、期先限月への乗り換えには消極的なため、手仕舞い売り優勢の相場つき、つまり急落を余儀なくされている。

 白金自体の需要が先細りするとみられているため、期先への乗り換えの買いには及び腰となっている。ホルクスワーゲンは排ガス不正データを受けて、近い将来、ディーゼル車の製造・販売を将来中止する意向を示している。ベンツもプラグイン・ハイブリッドが今後の主流になると指摘している。ディーゼル車の今後の減産は必至で、ディーゼル車に用いられる白金の触媒需要の後退は避けられない情勢にある。
 
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