当限暴落が先限安に飛び火して150円の節目割れ

 25日寄り付きで東京ゴム市場の8月限は157.6円まで暴落した。当限は先週18日から6日続落になるとともに、今週に入ってからだけで19.8円も下げている。今年4月につけた一代の高値202.0円からは44.4円の下落である。当限の高騰が続いていた時期の逆ザヤは一時30円を超える状態となっていたが、今月に入ってからの当限の暴落で逆ザヤは一気に解消する方向である。先限とはまだ薄い逆ザヤ状態が続いているものの、2番限との逆ザヤはいったん解消された。

 この動きでマーケットは失望感に覆われ、相場全体が地盤沈下する状況を余儀なくされている。25日は、当原稿を執筆している最中も相場は売られがちであり、寄り付き直後の当限暴落に対し先限は小安い動きにとどまって直近安値150.3円と面合わせして下げ渋ったが、取引が進むにつれて一段下げとなり午前10時過ぎには150円を割り込み一時148円まで後退した。

 この先限の値動きは、買い方にとってかなり厳しい状況だといえる。前述の直近安値150.3円を割り込んだことで上昇トレンドが崩れてしまったためだ。更に、日足ベースの一目均衡表の抵抗帯を下に抜ける動きも気がかり。この抵抗帯の下抜けとともに、MACD(マックD)の基準線=MACDがシグナル線を割り込んでデッドクロスとなったことも先安感につながる。仮に7月8日の安値145.9円、あるいは今年1月の安値144.5円を下回った場合、トレンドは完膚無きまでに壊され、売りが売りを呼ぶ悲観相場と化してしまうことも否定できない。
 
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