東京市場の金と白金は調整安場面

 先週16日以降は、米連邦準備制度理事会(FRB)高官の利上げ発言が相次ぎ、金相場を押し下げた。一方、為替に関しては利上げ発言にもかかわらず円高基調が続き、東京金はじりじりと水準を切り下げている。CMEのFED WATCHを見ると、23日時点の9月に利上げを見込む確率は24%となり、22日時点の利上げ確率を上回った。

 これは、7月の米新築住宅販売件数が前月比+12.4%の65万4000戸と市場予想の58万戸を大きく上回り、米債券市場で長期金利が上昇したことが反映されたようだ。26日のジャクソンホールでの講演で、イエレンFRB議長がタカ派的発言を行えば、先週の一連の利上げ発言と相まって、市場の利上げ見通しは一段と高まるだろう。逆にハト派的であれば市場の利上げ期待は萎んでくるだろう。

 9月2日には8月の米雇用統計、16日には米消費者物価指数(CPI)が発表され、21日には米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利が発表される。イエレンFRB議長発言が利上げを示唆しても、経済指標が思わしくなければ利上げ見通しは後退する可能性が高く、利上げへの道のりは平坦ではない。為替にしても金相場にしても、9月のFOMCが終了するまでは大きくは動きにくいだろう。
 
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