天然ゴム生産国協会は、今年7月までの天然ゴム需給を述べた

 The Association of Natural Rubber Production Countries(ANRPC)は、7月のレポートで、2016年の需要は堅調になる可能性があるが、2017年は弱くなると述べている。世界の供給の伸びが鈍化しているにもかかわらず、他の要因の影響を受けて天然ゴム市場は拡大していないという。他の要因とは、BREXIT以降の世界経済を覆う不透明性や、地政学的なリスクやテロなどにより、ことに中近東の経済が落ち込み、それが世界に波及していることなど。

 需要が弱い見通しのため、供給の伸びも鈍化しており、また、価格もなかなか上昇していない。原油価格も弱く、天然ゴム価格のサポートにはなっていないとANRPCの事務局長Sheela Thomas氏は述べている。

 同協会によれば、2016年7月までの7か月の天然ゴム生産量は589.9万トンで前年比+0.2%だった。生産が増加した国はタイ、インドネシア、およびベトナムで、減少した国は中国、マレーシア、インドだった。一方で同協会は、この期間の需要量を440万トンと推定し、昨年同時期の470万トンより▲30万トン減少しているという。しかし、BREXIT後の世界経済の不透明さやIMFが描く経済の縮小による消費の伸びが低下するのは、8月から10月までの3か月間であると予想している。
 
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