コメ相場の変動要因

 米穀データバンクは8月5日、「28年産米の収穫予想」を発表した。各都道府県別に7月末までの気象データから作柄を予想したもので、平成28年産の水稲は6月上・下旬及び7月下旬に一時的に低温や日照不足の時期があり、生育進度に一部遅れが見られるものの、田植期以降、おおむね天候に恵まれたことからほぼ順調に推移しており、全国の作況指数は100の「平年並み」と予想している(8月以降、収穫期まで天候が平年並みに推移した場合の予測値。熊本地震による作業上の影響や今後予想される高温の影響は直接反映していない。8月以降の天候経過によって上振れ・下振れの余地があり、確定的なものではない)。

 地帯別の作況指数は、北海道~九州まで99~101の「平年並み」、沖縄が97の「やや不良」との見込み。都道府県別では、作況指数102の「やや良」は茨城・愛知・京都・奈良・和歌山の4府県、97~98の「やや不良」は宮崎・沖縄の2県、99~101の「平年並み」はその他40都道府県の見込み。宮崎県は早期米が4月・6月の日照不足等、沖縄の第一期稲は2~3月の低温・日照不足等の影響とみられる。

 農水省では、28産米の主食用等生産数量目標を743万トン(作付面積換算140万ha)とし、別途、需給均衡のための自主的取組参考値として735万トン(同139万ha)が設定されているが、米穀データバンクでは、飼料用米など生産調整の取り組み状況や、各県等への聞き取りを踏まえて、主食用等の水稲作付面積を139万4千haと推計した。なお、政府備蓄米、加工用米、新規需要米など生産調整の対象分は収穫予想から除外されている。

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